【第4回センター談話会】Ion irradiation as a surrogate for reactor irradiation: the expected and the surprises、ほか(平成30年11月1日)

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エネルギー理工学研究所附属エネルギー複合機構研究センター
第4回センター談話会の開催

講演者:
1) Gary S Was, Michigan大学教授
"Ion irradiation as a surrogate for reactor irradiation: the expected and the surprises"

2) Sergei L Dudarev, 英国原子力公社、Oxford大学客員教授
"Elastic fields and interaction between self-interstitial atom defects in bcc metals"

日時:平成30年11月1日(木)14時30分~16時00分

場所:京都大学宇治キャンパス エネルギー理工学研究所セミナー室1
(本館 W-503E)

概要:イオン加速器を用いた原子力材料の照射効果研究に関し、高エネルギーイオン照射による
カスケード損傷形成のin-situ観察手法とその形成に伴う強度特性変化の予測に関する最近の研究動向を
国際的な視野から紹介して頂きます。特に、イオンと中性子の照射効果を比較しながら、
エネルギー付与の差と損傷速度の相違に着目して、より基礎的・原理的な考え方に基づいて
議論する機会を設けます。

Was教授は、専門分野が原子力構造材料の寿命評価研究であり、IAEAの傘下で実施されている
イオン加速器の高度利用技術開発研究に関するCRP国際共同研究(本所も参画)のリーダーであると
ともに、Journal of Nuclear Materialsのprincipal editorとして活躍されています。一方、Dudarev教授の
専門は、計算機実験による原子炉材料の照射下挙動予測法の開発であり、英国内における原子力材料の
健全性評価基準の策定において重要な役割を担う立場にあります。双方ともに世界をリードする
研究者であり、本所の若手研究者に良い刺激を与えてくれると期待しています。

担当分野:
エネルギー機能変換研究部門 エネルギー基盤材料研究分野
連絡先:
木村晃彦 TEL : 0774-38-3476

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