【実施報告】2018 年度 宇治キャンパス総合防災訓練

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2018 年度宇治キャンパス総合防災訓練が、2018 年10 月29 日(月)午後3 時からの30 分ほどを利用し、各部局で結成されている「自衛消防隊」による統率の下、宇治市東消防署の協力を得て実施されました。この訓練は、本学の危機管理基本計画に則り定められた総合防災訓練スケジュール概要(研究室・部局消防(地区)隊)に基づき実施されるもので、災害発生時の被害を最小限にとどめるための訓練とされています。訓練内容は、構内災害対策本部や部局対策室設置場所の確認および設営、自衛消防隊による一時避難場所への避難誘導、初期消火、救護活動、被災状況等の情報伝達、全学安否確認システムへの登録です。

過去の訓練では安否確認のうち、人数集計に時間を要していましたが、今回の訓練では集計作業を全学安否確認システムに委ね、被災状況の把握に専念しました。今回の実施訓練において、避難時のおしゃべりが目立った、一時避難場所として建物の下は好ましくないなどの指摘がありました。火災や薬品被害など、時間とともに拡大する危険把握も重要で、その元となる最小限の必要情報として「場所」「事故内容」「けが人」「逃げ遅れ」「薬品」等が挙げられました。また、宇治地区全体の安否登録状況が39%と低かったことも今後の課題となりました。
本訓練が被害の拡大防止に役立つことを期待するとともに、所員や学生の皆様におかれましては「宇治キャンパス危機管理計画」にもう一度目を通され、災害に備えていただきますようお願いします。

最後になりましたが、訓練当日には分隊長、班長、班員をはじめ、所員の皆様にご協力をいただき、ありがとうございました。引き続きご協力をお願い申し上げます。

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