トピックス

【ゼロエミッションエネルギー拠点研究会】平成29 年度 材料照射研究会(平成30年1月10-12日)

「材料照射研究会・ゼロエミッションエネルギー拠点研究会(ZE研究会)」の参加募集のご案内をいたします。
参加をご希望の方は、申込書フォームおよび概要(添付の様式)を下記アドレスまでご送付ください。
皆様、奮ってご参加ください。大学の先生方におかれましては、学生の参加を薦めて頂きます様、お願い申し上げます。

■名 称:「材料照射研究会・ゼロエミッションエネルギー拠点研究会(ZE研究会)」
副題:照射効果(II)

■開催日時:平成30年1月10日(水)~12日(金)
1月10日:13:00~ 
1月11日:9:00~
1月12日:~14:00

■開催場所:京都大学宇治キャンパス エネルギー理工学研究所 北4号棟4階 大会議室 
〒611-0011 宇治市五ケ庄(最寄駅:JR奈良線 黄檗駅、京阪宇治線 黄檗駅)

■プログラム:プログラム.pdf

■申込フォーム: word_small.gif 平成29年度材料照射研究会

■申込・連絡先:
・近藤( kondo@iae.kyoto-u.ac.jp )および 和田( yuko@iae.kyoto-u.ac.jp )

■申込締切日: 平成29年12月15日(金)

○開催趣旨
今年度は、「照射効果(II)」を副題とします。本研究会は、「はやり」に流されず、従来、我々材料照射研究者が抱いている材料の照射効果における基本的、根本的な疑問や懸念、問題点などについて、十分に議論するための場とされています。今回は、昨年度に引き続き、材料の「照射効果」をこれまでに得られている照射データベースに基づき、照射欠陥や照射損傷組織の形成の素過程、それらが材料の力学的性質や物理的・化学的性質に及ぼす影響について、より基礎的な視点から見直します。具体的には、照射試験法、照射後の観察法、測定法や評価法ならびに計算模擬試験法などにおける問題点の抽出を行い、より「確かな」材料照射効果を理解するための議論の場を提供します。
なお、社会情勢を真っ向から見つめ、直接的な社会貢献を目指す研究や次世代に向けた新規材料の開発研究が重要なことは言を俟たず、材料科学の基礎的な視点から議論することで、課題解決の糸口が見い出せれば幸いです。積極的な発表をお願いする次第です。
また、本研究会では人材育成を重要視し、多くの学生に発表の機会を与えるため、ポスターセッションを取り入れ、優秀な学生にはポスター賞を授与します。大学の先生方におかれましては、学生の派遣をお願いいたします。

○募集テーマ
いわゆる照射効果の分野において、
1)多様な材料に広く適用可能な知見を提供する研究
2)材料固有であっても照射効果の面からは根本的な要素を含む研究
3)ミクロとマクロの橋渡しなどコミュニティ連携のため知っておくべき研究
などが好ましいと思われます。これらについて、その「成果」と「試み(途中)」についての発表を募集します。本研究会は、成果発表に限らず、学術的な問題提起の場にしたいと考えておりますので、まとまった成果である必要はございません。これまで議論されていない様な学問的課題や疑問点を指摘する発表も歓迎します。
・微細組織(SIAクラスター、Vクラスター、転位組織など)
・計算機科学
・物理的性質(電気特性・熱輸送特性など)
・機械的性質(強度・照射クリープなど)
・化学的性質(腐食、高温水・水蒸気特性)
・核変換効果
・その他

京都大学エネルギー理工学研究所
担当者一同
東北大学金属材料研究所
永井康介
連絡先 (近藤創介 kondo@iae.kyoto-u.ac.jp)
(和田裕子 yuko@iae.kyoto-u.ac.jp)