About Our Laboratory
当研究室の紹介動画1 (5分間)
当研究室の紹介動画2 (3分6秒より当研究室の紹介)
我々は病気(エイズ、癌、プリオン病等)や神経細胞の万能性に関連したタンパク質及び機能性RNAに関し、機能発現メカニズムをこれ
らの分子の3次元立体構造に基づいて解明しようとしています。
いったんメカニズムが明らかになれば、その知見に基づきより有用な機能性分子へと改変していく事も可能となり、創薬等に向けた指針も
得られます。また立体構造からのアプローチと並行して、機能性分子の働きを培養細胞等を用いて生体内で検証することも行っています。
また非可食性木質バイオマスの構造解析と動態の解析を行い、得られた知見に基づいて木質バイオマスから、バイオエネルギー(バイオエタノール等)及び各種製品(バイオプラスチック、化粧品等)の原
料となる有用物質を取り出す新しい手法を開発する事を行っています。最終的には環境に負荷をかけないバイオリファイナリーへのパラダイムシフトを見据えて研究を行っています。
研究に供する試料の調製及びより有用な分子への改変は、遺伝子操作の技術を駆使して行っています。 また3次元立体構造の決定は、
3台の核磁気共鳴(NMR)装置を用いて行なっています。
培養細胞を用いた検証は、RNAi等の分子生物学的な手法と蛍光観察等を組み合わせて行なっています。