【開催報告】宇治キャンパス公開2025、エネルギー理工学研究所公開講演会(2025年10月18、19日)
京都大学宇治キャンパス公開2025を2025 年10 月18 日(土)、19日(日)に開催しました。地元・一般市民に幅広く宇治キャンパスの研究活動をご覧いただき、学内外の理解と支援を得ること、部局間の研究者の交流を図ることを目的としたイベントで今年は第29回になりました。
今年のテーマは「秋のキャンパス大冒険!宇治で発見!探検!おもしろラボツアー」で、研究所の各研究室も工夫を凝らした展示や公開ラボで充実した二日間となりました。整理券を発行したものの早々に満席になってしまったり、行列ができたりと、どのラボも大変な人気で、特にこども連れのご家族が様々な実験に参加してくださいました。
10月18日(土)19日(日)の当研究所からの出展の様子をご紹介します。


■第30回エネルギー理工学研究所公開講演会
大垣英明教授から「世界レベルから個人レベルまでのエネルギーについて」、小島崇寛准教授から「グラフェンナノリボンって何?ーナノの世界から未来のエネルギーを考えるー」と題した講演がありました。

■光合成色素を取り出して光らせてみよう(生物機能化学研究分野)
藻類の粉末から色素を抽出して光りを当て、それぞれの色の違いを比べる実験をしました。DNA模型ができる折り紙も配布しました。

■レゴで学ぼう未来のエネルギー(原子エネルギー研究分野)
レゴ製のITER(国際熱核融合実験炉)の模型展示や、LEGOを使用して水素製造装置を作成するワークショップを開催しました。

■人工宝石の作り方を学ぼう(複合化学過程研究分野)
人工ルビーやサファイアの成分や作り方の説明、装置の見学、人工ルビーの研磨体験を行いました。

■フュージョンエネルギーとプラズマ実験(プラズマエネルギー研究分野、複合系プラズマ研究分野)
Heliotron J装置の公開と、プラズマにまつわる科学実験のデモンストレーションを行いました。