本会は、プラズマや電解プロセスなど、電子、イオンやラジカルが関与する異相界面における非平衡プロセシングにより、新規高機能物性を誘起するナノ構造界面創製(マテリアルズテーラリング)の基礎学問の体系化について検討することを目的としています。また、これを再生型エネルギーと基幹電力ネットワークの連系のためのエネルギー変換貯蔵システムや次世代電子及びフォトニックプロセシング分野へ応用展開することも目的としています。
第94回マテリアルズ・テーラリング研究会のご案内を掲載いたしました。new! | 第93回マテリアルズ・テーラリング研究会のご案内を掲載いたしました。 | 第90回マテリアルズ・テーラリング研究会のご案内を掲載いたしました。 |
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第86回マテリアルズ・テーラリング研究会の開催形式変更について記載いたしました。(07.21 プログラム詳細を記載しました) | |
第86回マテリアルズ・テーラリング研究会のご案内を掲載いたしました。 |
拝啓
春暖の候、東京都心でも今後2週間くらいで開花すると予報されています。会員の皆様、益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。平素は当研究会の活動にご指導、ご協力賜り、誠にありがとうございます。
さて、下記の要領にて第94回マテリアルズ・テーラリング研究会を慶応大学日吉キャンパスでマスク着用対面方式により開催致したくご案内申し上げます。厳しい制約条件の中、中嶋敦先生には大変なご尽力をいただきました。
この研究会では、固液、固気、液液等の各種異相界面に誘起される非平衡反応のin-situ計測、制御、或いは多階層物理モデリングに基づくナノ構造界面創製のマテリアルズ・テーラリング研究に従事します。それらエネルギー科学分野研究の学際的な深化をはかり、水素エネルギーや炭素循環経済への技術課題、再生型エネルギーシステムと原子力を含む基幹電力ネットワークの連系に展開し、炭素循環社会構築実現のための教育研究の場を学際的、国際的に展開する事を目的としています。
これらの問題意識は企業人は勿論、これから新しいエネルギー科学研究に取り組まれる大学院生諸君にとりまして、極めて重要な視点と考えています。
オミクロン感染状況にも依存しますが、東京や大阪を中心に4月中旬頃に感染が再拡大しないとの前提の下で対面形式を採用いたします。
一方、国際連携の観点からもお知らせがございます。5月下旬にはthe 243rd ECS Boston
Meeting(対面形式)にて、Z02 “Electrochemical/Materials Processing for Space
Engineering”が企画され、NASA, ESA,
JAXAの宇宙機関や大学、国立研究所の意欲的な若手研究者による約30件の興味深い講演発表が予定されています。
更に11/9-11/11には溶融塩科学シンポジウムMS12(Kyoto,Nov. 12 to 16,2023)のPre-Conferenceとして、当研究会がECS
Electrodeposition Division, ISE Electrochemical Materials Science
Divisionと共同で第3回国際シンポジウム”Nucleation and Growth Research Conference---Electrochemical/Materials Processing for Energy Conversion & Storage System toward Carbon Circulation
Society---”を京都修学院、関西セミナーハウス(ゴードンリサーチカンファレンスGRC形式)で開催いたします。意欲的なご発表をお待ちしております。
エネルギー科学という学際的研究スコープの再確認をしていただくことを目的にし、第94回研究会におきましても、会員相互間の親睦を一層深めることをも大きな狙いとしております。
皆様のご参加を心よりお待ち申し上げております。 敬具