第101回マテリアルズ・テーラリング研究会のご案内
令和7年7月29日
マテリアルズ・テ-ラリング研究会会員各位
拝啓 盛夏の候、会員の皆様におかれましては、益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。日頃は当研究会活動にご協力賜わり、誠にありがとうございます。全国的には、熱中症予防のため適切なクーラー使用とともに節電協力の要請が行われております。皆様、いかがお過ごしでしょうか。
さて、本年も軽井沢研究会が近づいてまいりました。大変遅くなりましたが、第101回マテリアルズテーラリング研究会の対面形式開催をご案内いたします。再生型エネルギーと材料科学動向、カーボンフリーエネルギー、原子力エネルギー、宇宙工学に関するご講演等、幅広い御講演をご披露いただける予定です。(掲載プログラムは暫定版であることをお含み願います。)
また、次世代を担われる大学院生諸君のポスター発表を募集しています。彼らに積極的な参加をお勧めいただき、先生方や参加者との充実した議論を通じて研究の方向性を自ら模索していただければと存じます。多数の皆様方のご参加を、お待ち申し上げております。
取り急ぎ、ご案内申し上げます。 敬具
マテリアルズテーラリング研究会事務局
<追伸>出席を希望される方は7月30日(火)迄に必ずメールにて事務局宛てにご連絡下さい。ご参加の方は「宿泊の日程、氏名、住所、電話番号、所属先、大学院生の場合はM or D、性別(部屋割りの都合上必要です)」をお知らせください(研修所に提出する名簿に記入する必要があります)。
講演者の方で解説、論文別刷等の参考資料がございます方は、8月3日(日)迄に電子ファイルで事務局宛にお送り下さい。
大学院生諸君の積極的なポスター発表を募集しております。発表を希望される学生諸君におかれましては、8月3日(水)迄にメールにて名前、所属、ポスタータイトルをご連絡下さい。8月7日に、1~3分間のShort Presentation(大学院生)を開催します。3枚程度のPower Point Slideをご用意願います。数多くの諸君の発表申し込みを期待しています。また、Poster賞を選考します。
<二伸>8/8(金)午後のレクレーションタイムに、天候さへ良好であれば、ゴルフ(ハーフコース)を予定しております。参加ご希望の方は必ず8月3日中にメールでお申し込み願います。ある程度のマナーと基本的な練習を重ねておられる経験者を優先させていただきます。
<三伸>国際連携の観点からもお知らせがございます。
本年10月にthe 248th ECS Chicago Meetingにて第2回“Electrochemical/Materials Processing in Space Engineering”を開催します。NASA, ESA, JAXA関連をはじめ、資源のその場利用(ISRU)など、興味深い50件の発表がございます。
10/12(日)10:00-10/14(火)20:00
詳細は下記をご覧ください。
https://ecs.confex.com/ecs/248/meetingapp.cgi/Symposium/5164
<四伸>今後のマテリアルズテーラリング研究会は下記の予定です。
第102回マテリアルズテーラリング研究会
2025年12月20日(土)
京大芝蘭会館 講演会9:00-17:30
懇親会 18:00-20:00
多数の皆様のご参加をお待ちしております。
<事務局アドレス>
〒611-0011
京都府宇治市五ヶ庄
京都大学エネルギー理工学研究所
エネルギー利用過程研究部門 複合過程研究分野 野平研究室内
マテリアルズテーラリング研究会事務局
E-mail:matejimu@iae.kyoto-u.ac.jp
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【第101回マテリアルズテーラリング研究会プログラム(案)】
日時:2025年8月7日(木)-8月9日(土)
場所:財団法人 加藤山崎教育基金 軽井沢研修所
〒389-0111 長野県佐久郡軽井沢町大字長倉字大日向5607-4
TEL:0267-45-5315 FAX:0267-46-3191
1) 長野新幹線軽井沢駅南口下車、 タクシー(約3,400円)
2) 軽井沢駅下車信濃鉄道乗換、中軽井沢駅下車タクシー(約2,000円)
詳細な地図は下記をご参照願います。
URL:
https://www.kato-karuizawa.jp
参加費(宿泊・食事全て含む):25,000円/人 (学生:20,000円/人)
領収証を発行いたします。宛名を法人名にされる等、ご希望がございましたら、参加メールにお書き添えください。
※聴衆として外国人研究者/大学院生が参加される可能性がございます。出来ればスライドには若干の英文用語も交えてご発表いただけると有り難く存じます。
現在、最終的にご承諾のお返事をいただけていない先生が複数名おられます。講師の先生のやむを得ぬご事情により、ご講演時間(60→45min)や時間帯が大幅に変更になる可能性もございます。予め、ご了承願います。
8月7日(木)
12:55 開会の辞 野平俊之(京大エネルギー理工学研究所)
13:00-18:00
<再生型エネルギーシステム構築に向けたセッション>
13:00-14:00 「株式会社レゾナックの事業紹介と、宇宙・新エネルギーなどの
未来に向けた研究開発の取り組み」
清水陽平(株式会社レゾナック 計算情報科学研究センターMI
基盤開発グループ プロフェッショナル)
14:00-15:00 「製錬技術・機能性材料を活かしたカーボンニュートラルの
取り組みについて」
浅野 聡(住友金属鉱山株式会社)
15:00-15:30 Coffee Break
15:30-16:30 「3次元ナノ・マイクロ加工と応用(仮題)---交渉中
事情によっては、参加者(ポスター発表者以外)の自己紹介
(参加者一人当たり1min程度)
<原子力エネルギーセッション1>
16:30-17:30 「BWRの化学と電気化学」
和田陽一((株)日立製作所研究開発グループ
環境・エネルギーイノベーションセンタ 原子力システム研究部)
18:00-20:00 夕食
20:00-23:00
<ポスターセッション>
20:00-21:00 Short Presentation(大学院生)
21:00-23:00 Poster Session
8月8日(金)
<原子力エネルギーセッション2>
8:45-9:45 「241Amを発熱源とした半永久電源の開発について」
高野仁秀(日本原子力研究開発機構 原子力科学研究所
NXR開発センター)
9:45-10:45 「 溶融塩技術への原子力分野への拡がり:使用済み燃料の酸化物
溶融塩電解法---シミュレーションコードの開発---」
藤田玲子(元 東芝)
10:45-11:00 Coffee Break
11:00-12:00 「カーボンニュートラル2050のための今後の原子力開発」
寺井隆幸(エネルギー総合工学研究所)
12:00-13:00 昼食
13:00-17:30 レクレーションタイム---テニス、サイクリング、
ゴルフ(7/27までに予約必須)
18:00-20:00 夕食
<材料科学工学/エネルギーセッション1>
20:00-20:50 「水素環境下におけるチタン材料の特性」
藤井秀樹((元)日本製鉄株式会社、(元)東邦チタニウム株式会社)
20:50-21:40 「水素社会実現に向けたトヨタの取組み」
池尻 孝(トヨタ自動車株式会社水素ファクトリー本社工場
水素開発製造部 生産・開発室)
21:40-22:30 「ENEOS株式会社のカーボンニュートラルの取り組み(仮題)」
松岡孝司(ENEOS株式会社)
22:30-24:00 懇親会
8月9日
8:45-12:00
<材料科学/エネルギーセッション2>
8:45-9:45 「高機能・磁気機能性材料の基礎物性/電子状態研究と
エネルギー分野への展開(仮題)」
梅津理恵(東北大学金属材料研究所)
9:45-10:45「NTTにおける未来エネルギー研究(仮題)」
高橋 円(NTT)
10:45-11:45「核融合技術の現状と展望(仮題)」
岸本泰明(京大エネルギー理工学研究所)
11:45-11:55 Poster 表彰
11:55-12:00 閉会の辞