JST次世代科学技術チャレンジプログラム(光華女子大学)との共催で理科教室を開催
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2025年1月26日(日)、JST次世代科学技術チャレンジプログラム(光華女子大学)との共催で、京都市を中心とする近畿圏内の小中学生を対象とした理科教室を開催し、約50名が参加しました。
本理科教室は、本学の「令和6年度女子中高生向け魅力見える化コンテンツ作成等支援事業」の支援を受けて実施されました。
本理科教室では、理系分野に関心を持つ女子生徒を対象に、「光合成色素を分取してみよう」と題した実験を実施しました。
単に指示通りに手順を追うのではなく、一研究者として主体的に取り組むことを求め、特に 「結果を予測し、実験を通じて検証し、得られた結果を考察する」 という科学的思考プロセスを重視しました。
将来の研究活動に必要なスキルを実践的に学べるよう、6人1班のグループ編成とし、それぞれ異なる実験条件のもとで実験を進める形式を採用しました。
生徒たちは、どの実験結果を比較すればどのような検証ができるかを考えながら取り組みました。
当日は、当研究所の女性教職員3名、女子大学院生3名を含む男女10名がTAとして実験をサポートしました。
特に、女性スタッフが積極的にコミュニケーションをとりながら進行したことで、参加者にとって身近な研究者のロールモデルとなったと考えられます。
参加者の感想には 「TAが質問に丁寧に答えてくれたおかげで、理解を深めることができた」 との声もあり、実験を通じた学びの充実がうかがえました。