文部科学省特別経費プロジェクト
グリーンイノベーションに資する高効率スマートマテリアルの創製研究
-アンダーワンルーフ型拠点連携による研究機能と人材育成の強化-

参加部局:化学研究所・エネルギー理工学研究所・生存圏研究所
研究期間:2015年度~2020年度

共同利用・共同研究拠点の3研究所が、環境維持と持続可能社会構築を目指し、連携促進に有効な研究体制を築いて化学・生物・材料分野の戦略的融合研究を展開し、生物を参照規範として、物質・エネルギー生産・利用のロス削減によりグリーンイノベーションに資する革新機能材料を創製する。
 事業関連分野で世界をリードする3研究所が、アンダーワンルーフでの戦略的な連携・融合により、生物を参照規範として、オンデマンドで物質やエネルギーの高効率生産・変換を行う革新的科学・技術基盤の確立を図り、向後を担う高効率スマートマテリアルを創製する。本事業の基本要素である「分子認識」、「超階層構造化」、「元素戦略と分子設計」について、特にその深化と連携を推進し、1)完全選択性分離膜材料、2)環境応答型力学材料、3)ナノ構造分子材料などのグリーンイノベーションに資する材料を鋭意創製し、その応用展開も行う。機動的な研究展開のため、「連携プラットフォーム」を設置し、若手の融合研究員を配して各要素の先端的知見の融合・一体化を実現するとともにその育成も行い、これらのシナジー効果も交えて生物系を凌駕する高機能・高効率素材の創出を目指す。

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