【第2回センター談話会】ITER時代の磁場核融合プラズマ研究:側道から目指すもの(平成29年6月15日)

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エネルギー理工学研究所附属エネルギー複合機構研究センター
第2回センター談話会の開催

題目:ITER時代の磁場核融合プラズマ研究:側道から目指すもの

講演者:岡村 昇一先生
(核融合科学研究所 研究力強化戦略室 特任教授)

日時:平成29年6月15日(木)16:00~18:00

場所:京都大学宇治キャンパス エネルギー理工学研究所セミナー室1(本館 W-503E)

概要:磁場閉じ込め核融合研究は、50年以上に及ぶ高温プラズマ閉じ込めの
基礎研究の結果として、実際に継続的にエネルギーを発生することを目指した
国際熱核融合実験炉(ITER)の建設の段階に達している。トカマク型であるITERを
中心とする研究の流れの中で、それに対峙する形式であるヘリカル型による
閉じ込め研究の位置付けをどのように考えるべきであるか。また巨大な研究経費が
要請される核融合研究において、研究の多様性を求める多岐路線は社会的に
受容されるものなのか。今の時代に求められる核融合の学術研究はどのような
研究内容があり得るのか。これらの課題について、ヘリカル閉じ込めの新しい
形式である準軸対称磁場配位の解説を交えながら議論する。
 また時間が許せば、研究における大学共同利用機関と大学との関係について、
大学共同利用機関側において最近議論されている観点についてもお話ししたい。

問合せ先:エネルギー理工学研究所 増田 開(TEL:0774-38-3442)

第2回センター談話会(印刷用)

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