2022年10月22日（土）に開催された宇治キャンパス公開2022で、京都大学総長 湊 長博先生の特別講演会がありました。講演会後には宇治キャンパスの若手教員との座談会が開催され、宇治4研究所から15名の若手研究者が参加し、各研究所から1件ずつの研究紹介がありました。

エネルギー理工学研究所からは宮内雄平教授、山置佑大助教、Peng Lin助教の3名が参加し、宮内教授（エネルギー機能変換研究部門 機能物性工学研究分野）から「ナノ炭素物質の量子物性に基づく熱と光のエネルギー理工学」のタイトルで研究紹介がありました。

研究紹介後の総長との座談会では若手教員から多くの質問が出ましたが、湊総長はご自身の経験を元にされた話を交えながら、それら一つひとつに丁寧に答えられました。また、座談会の閉会時には、防災研究所の中北英一所長より、これまで宇治の4研究所の研究者が集まって話す機会があまりなかったので、これを機につながりを深めたいとのコメントがありました。

座談会後には、湊総長がエネルギー理工学研究所からの公開ラボのひとつである、「⑮溶かして固めて人工宝石を作ろう」を視察されました。野平俊之教授と法川勇太郎助教（エネルギー利用過程研究部門 複合化学過程研究分野）からの人工宝石の作り方の説明後に、単結晶育成装置を見学されました。