【実施報告】第46回京都大学宇治キャンパス産学交流会(2023年7月5日)

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本交流会は、「京都大学宇治キャンパス産学交流企業連絡会」が京都府中小企業技術センターけいはんな分室を幹事として実施しているものであり、京都大学宇治キャンパスの4つの研究所(化学研究所、エネルギー理工学研究所、生存圏研究所、防災研究所)における先端研究や民間企業における最近の研究課題を相互に紹介し、人的交流を通じて、地域産業の発展などの社会貢献に役立てることを目標としています。

本交流会は、各研究所が独自に年にほぼ一度ずつ開催しており、13年目を迎えた今年度最初の交流会は、第46回目の会合に当たり、2023年7月5日(水)に京都大学宇治キャンパスの総合研究実験1号棟において開催されました。講演会には48名が参加しました。

講演会では、京都大学エネルギー理工学研究所の研究紹介として、八木重郎准教授より「液体金属とその利用 -核融合・原子力分野での高伝熱性流体-」と題する講演と、西原大志助教より「ナノ物質のユニークなエネルギー変換: 熱から単一波長の光へ」と題する講演がありました。恒例の関連企業紹介として、京都フュージョニアリング株式会社 プラント技術部門 マネージャの井野孝氏より、「フュージョンエネルギー(核融合)による脱炭素社会の実現に向けたディープテックスタートアップの挑戦 -京都発の最先端技術を世界へ-」の講演をいただきました。

講演会終了後は、原子エネルギー研究分野実験室と核磁気共鳴装置(NMR)の見学会があり、引き続き、交流会が盛大に行われ、産学連携のための情報交換や人材交流に大いに貢献したもようです。

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