【実施報告】海外からの学生対象のインターンシップ

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平成30年6月12日から8月6日にかけて、2018年度アムジェン・スカラーズ・プログラムにより、
New Yourk State University, Stony Brook(USA)とUniversity of Peshawar(パキスタン)の学生二名に
インターンシップを行いました。アムジェン・スカラーズ・プログラムは、バイオテクノロジーに関わる
次世代のイノベーターを育成し、サイエンス教育を発展させるために、平成16年にアメリカでスタートした
国際的なインターンシッププログラムです。両名は「RNA-ペプチド複合体を用いた蛍光センサーの作製」と
「3次元のDNAナノ構造体を用いたタンパク質配置技術の開発」の研究テーマに取り組みました。

また、本プログラム主催によるセミナーや企業見学等の課外活動にも参加して留学生間の交流を深めると
ともに、日本文化を学習しました。二ヶ月あまりの短い滞在期間でしたが、両名とも積極的に研究を進め、
8月2日から3日にかけて行われたAmgen Scholars Japan Symposiumにおいて口頭、およびポスターにより
成果を発表しました。その内一名は、帰国後に参加した化学大会でもこの研究内容を発表し、
Poster awardを獲得しました。

7月18日から9月29日にかけて、University of Barcelona(スペイン)の学生一名が研究所協力研究員として
インターンシップを行い、タンパク質発現をはじめとする生化学実験に取り組みました。インターンシップ
期間後半には、習得した技術を他のインターンシップ学生にも指導できるようになるなど、すぐれた
学習・研究能力を発揮して、三種類の酵素を作製し、それらの機能を評価するまでの一連の研究を終えて
帰国しました。

7月11日から10月3日にかけて、Visvesvaraya Technological University(インド)の学生六名が
研究所協力研究員としてインターンシップを行いました。このうち一名の学生は生物機能化学研究分野に
滞在し、他の学生は、量子放射エネルギー、複合機能変換過程、複合化学過程、分子ナノ工学、
エネルギー構造生命科学の5研究分野に一名ずつ滞在しました。生物機能化学研究分野に所属した
学生は、「DNAナノ構造体の安定化」に関する研究に取り組み、評価系の構築をはじめ多くの
課題について、根気よく実験を進めました。

いずれの学生も非常に意欲的で、研究能力とコミュニケーション能力が高く、優秀な科学者としての
素養をいかんなく発揮していました。短い期間でしたが、本研究所での研究活動が、それぞれの
学生の今後の大学生活や研究活動にとって有益なものになってくれることを期待しています。

エネルギー利用過程研究部門 生物機能化学研究分野

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